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ごしごし洗ってると、隣に、腰にタオル巻いた来斗が来たよ。
「あ、来斗。それも琢磨にはがされちゃうよ?
ハッ!?それとも、はがしてほしくて着けてんの?!」
「違ぇよバカ!信じらんねえ!
単純に恥ずかしいからだよ…」
「ふぅん?」
「な、なんだよ?」
来斗は身長170cmくらいで、太ってる訳じゃないし。や、むしろやせ形だし。バランスは悪くない。
兄ちゃんには劣るけど。
顔だってまぁまぁ整ってる。
兄ちゃんには劣るけど。
見られて恥ずかしい体型はしてないと思うけどなぁ?
「別に見られて恥ずかしい体じゃないじゃん。
カッコイイよ(兄ちゃんに劣るけど)」
「…お前がな、そうゆうこと言うから困るんだろうが…」
「はあ?わけわかんないよ…
おお!!?」
話しながら体洗ってたら、木の桶が飛んできた!
何事!?
「わははは!!
よいではないか、よいではないかー!!」
「お代官様、お許しを…
あ~れ~///」
「そちらの若宮の娘も近う寄れ!ほれほれ、よいではないかー!!」
「琢磨てめぇえぇええ
うあぁああああ///」
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