兄ちゃん、俺の●●が危ないよ!!

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琢磨と、クラスのみんなと、若宮が、悪代官ごっこをしている。 とうとうみんな諦めて、素っ裸に。 「若宮、太った? 腹とか脂載ってんで?」 「うっせえデカブツ!! だからタオルしてたの!!」 「恥ずかしがることないやんか、丸木(クラスのおでぶちゃん)がおるんやから、少しくらい肥えたって気にすんなや!」 「 嫌 だ 」 面白いやり取りだ。俺も混ざろーっと☆ 手早く泡をすすいで、琢磨の背後に回る。 「いただ金貨~☆」 うまくタオルを奪い取れた♪ 「ああっ!? 譲、ネタが懐かし過ぎんで!!」 その突っ込みはスルーして、今度はタオルを追いかけてくる若宮をからかう。 返せ! と迫ってきたので、何食わぬ顔で隣のやつに回す。 そいつも、若宮に追い付かれないうちに、他のやつにパスする。 三回くらいパスを回したところで、唐突に浴場の扉が開き、我らが担任が現れた! 「静かにしねぇと、全員●●●に根性焼きな」 .
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