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若宮の耳に息を吹き掛けるよ☆
「…」
ち、爆睡だ…
琢磨には、上にまたがって、軽く首を絞める。
すると、いきなり、カッ!!と目を見開いて、
「魔貫光殺砲!!(小声)」
「ぬわ!?
お主起きていたな…?(ヒソヒソ)」
「あないにゴソゴソしてれば起きるわ(小声)」
ちなみに、怒られるの怖くて小声だよ!
「来斗は?」
「爆睡や。こいつ、いっぺん寝たら朝まで起きへんもん」
「………」
「……くすぐるん?」
「ベロチューしたら起きるかな」
「(笑いを噛み殺す)
…おま、それ、あかんやつや。トラウマもんやで…
おもろいからエェか。」
「他人事だからさっぱりしてんね」
「まぁな。
ムービー撮ったるから、はよせえや」
「やらせる気満々じゃないすか。
俺の次は琢磨だから」
「(笑いを噛み殺す)
わかった…早よせえ」
もぞもぞと布団に潜り込み、ちょんちょん、とつついてみたけど、起きない。
こんだけ静かに騒いでるのに、起きない。マジっぽい。
試しに、乳首をくるくる撫でてみる。
「っう………ん……」
起きない。
何されても起きないぽい。
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