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「昨日、布団に潜り込んできたろ」
…ばれた…
よしネタばらしだ。
「みんなの布団に潜り込んでイタズラしてました☆」
「とんでもねえな、お前!
みんなの乳首転がしてたのか!」
「ううん、来斗だけ。
他はくすぐりとかだよ。」
「なんで!」
「みんなくすぐるんじゃつまんないじゃん!」
「じゃあ、なんで乳首なんだよ!?わけわからん!」
「感じちゃった?
それとも舐めたほうがよかった?くすくすー!」
「……………………」
途端、来斗はイラついた表情になって、ベンチをたつ。
え?なんで?なんで?
いつものやり取りじゃん?
「どうしたんだよ、来斗ー?」
お寺のわきの小道に入っていった。
案内には、この先に小さな滝があるとか。
琢磨と若宮もまだ戻らないし、雰囲気悪くしたままだとよくないもんね。
気分害したなら、あやまっとこ。
早足に小道をいく来斗を、俺も追いかけた。
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