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「お前は俺の一番の親友だ!ずっと友達でいような!!」
ガシッと隼斗の両手を掴み、ニカッと笑う。
「え…ああ……うん」
あれ?隼斗、若干引いてね?
「……陸も元気出たみたいだし、帰ろっか」
「おう!」
俺達は寮へと帰った。
寮に帰ってきた俺は、ベッドに寝そべりながら考える。
何故あいつはあそこまで俺のことを目の敵にするのか。
その理由は結局わからずじまいだ。
理由もわからず嫌がらせされるのは、やはり腑に落ちない。
水沢に聞いたところで、教えてくれるとは到底思えない。
そして俺は理由を探るため、水沢を観察することにした。
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