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「そうかなぁ?全然身に覚えがないなら、それしか考えられないけどな~。構ってほしくて嫌がらせしてるとか」
「ないない」
「じゃあ、その1年君に聞いてみようよ。岡崎君のこと好きかどうか」
「はあ?誰が聞くんだよ?」
「もちろん岡崎君だよ!」
真山は満面の笑みで俺を指さす。
その眼鏡割っていいかな?
「ふざけんなよ!なんで俺が聞くんだよ!どう考えてもあいつは俺のことなんか、1ミクロンも好きじゃねーよ!」
「まあまあ。そんなこと言わずに聞いてみようよ」
「お前、ただ面白がってるだけだろ」
「そんなことないよ~」
そう言う真山の顔はニヤついていた。
俺が睨むと真山は慌てて、『佐原くんはどう思う?』と隼斗に話を振る。
「んー……俺もあの1年が陸のこと好きだとは思わないかな」
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