始まる日々

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心に精神的大ダメージを受け、鬱の世界に入っていると、七宮さんがモジモジし始めた。 それに気がついた俺は、顔を上げて七宮さんを見た。 俺より身長が低いので、必然的に上目遣いになる。 さらに、頬を赤めて手をこすり合わせている姿をご覧下さい。 これは男心をくすぐる凶器だ。 まさに俺の心をくすぐる狂気だ。 あ、ごめん。 なんか違う世界に行ってました。 「た、小鳥遊くんてカッコいいね///」 さらに頬を赤めた七宮さんから発せられた言葉。 た、小鳥遊くんてカッコいいね…。 カッコいい? ()いい? あ、これはあかんわ。 夢の世界へレッツ… 「ゴォォォォォオオオ!!!」 近くにあった木に、思い切り頭突きを何回もした。 危うく発狂するところだったぜ。 まぁ、軽く発狂しているがな。 「あの~、大丈夫ですか?」 心配そうな顔をして俺の顔を覗いてきた。 「あ、大丈夫。ちょっと無限回廊を彷徨っていただけだから」 「……?…?」 意味が分からなかったらしく、悩んでいる顔をしていた。 今更だけど、俺も意味がわからねぇ。
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