始まる日々

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ピピピ…ピピピ…ピピピ…ガシャン 朝から不快な音を聞いて目覚める。 カーテンの隙間から眩しいくらい朝日が覗いている。 枕元に目をやると目覚まし時計が原型を留めていなかった。 やべっ、ボタン押すのに力いれ過ぎたかな。 そんなどうでもいいことを思いながら体を起こす。 「ふわぁ~あ」 体を起こすと同時に欠伸をしながら背伸びをした。 壁に掛けてある時計を見ると、7:20。 丁度いい時間帯だ。 俺は、クローゼットに掛けてあるシワ一つ無い制服を取り、それに腕を通していく。 着替え終わると一階に降りていく。 ちなみに俺の部屋は二階だ。 まぁどうでもいいが。 リビングに行くと、茶髪のショートカットに身長は俺の胸元くらいの女の子のエプロン姿の背中がキッチンに見えた。 俺が降りてきたのに気付いたのか、その女の子はこちらを向き目が合うと笑顔になった。 「あ、おはよう隼人」 「おう、おはよう」 軽い挨拶を交わし、俺はテーブルに座りテレビをつけた。 それと同時に、テーブルの上に料理が運ばれてきた。 「いただきます」 俺は腹が減ってたので、目の前の料理に食らいつく。 すると、女の子も手を合わせて、 「いただきます」 と言い、ご飯を食べ始めた。
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