始まる日々

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そのまま無言でご飯を食べる二人。 すると俺は口を開いた。 「てかなんでいつもお前いんの?」 これは前々からずっとのこと。 確か中学二年ぐらいから始まった。 まぁ別にいいんだけれどもね。 最近はそれが当たり前のように…ん? 俺が誰なのかって? あれ、自己紹介してなかった? あ、そっかすまんすまん。 改めまして、小鳥遊 隼人だ。 全てが平凡レベルの一般ピーポーさ。 以後、お見知り置きを。 んで、俺の前に座っているのが、高瀬 優美亜だ。 ちなみに幼馴染みだ。 何かと俺を面倒見てくれる、とてもいいやつ。 「そんなの前からでしょ?気にしないの」 優美亜はそう言うとまた箸を進めた。 「ごちそうさまでした」 ご飯を食べ終わった俺らは学校に行く準備をする。 今更だが、今日は入学式。 俺たちが入学する日だ。 俺たちが入学するのは、聖修高校(せいしゅうこうこう)だ。 かなりの名門校で、頭もそこそこ良い。 今となっては、必至で勉強した甲斐があったと思う。 「隼人~、行くよ」 「あ、おう」 優美亜が玄関のところで呼んだので、返事をして急いで玄関まで行った。
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