いただきます

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一般的に使われる、「いただきます」という言葉。 それはすぐに言葉に出せるほど軽くて、同時に、重い言葉でもある。 意識してみたら、食べれるかな。 食物連鎖の頂点に立つ私達は、いつも命を貪るように食い続ける。 どれだけの血を流したかも知らずに、肉を食う。 動くことのできない植物を「生物」と捉えず、極普通にむしる。 なのに、生きていた証である血や土を「汚い」と言って、それだけで食べない。 ねえ、本当に「いただきます」の意味、理解してんの、アンタら。
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