8月4日

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ちなみに、彼女からの霊的被害は今のところ無い。 ふむ……これを気に、ちょっとこの人について知る必要があるなぁ。 「どうかしたんですか?」 目の前で手を振りながら白鳥さんが聞いてくる。 善は急げだ。そんなことより台所に向かおう! 「よっとぉ!」 「うわっ、階段一気に降りてるくるなって言ったでしょ!」 「ごめんごめん。それで何か買い足す物ない?」 そう、俺が考えた白鳥さんについて知る方法その1。 白鳥さんの1人でおつかい大冒険!! 「買い足す物……?醤油がきれそうね。あとは夕飯の材料が……」 「よし、そしたら買いに行かせよう。」 「買いに行かせるってアンタまさか……」 そのまさか、だ。 俺は後からやって来た白鳥さんを指して答えた。 「今回は白鳥さんに1人で行ってもらおう!」 多分、突然のテンションとか、お願いとかのせいで白鳥さんは唖然としている。 と、姉貴がため息をついたような気がした。というかついていた。 「ちょっと無茶にも程があるんじゃないかしら?」 「買いに行くっていってもここから5分もしないスーパーだから大丈夫だろ。それに、ちょっと知りたい事もあるから。」 「知りたい事……なによ?」
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