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「じゃ、じゃあ、シャワー浴びてくるね。樹利はお風呂入ったんだよね?」
そう言って立ち上がろうとすると、また抱きすくめられた。
「うん、俺はもう風呂入ったけど、可愛はそのままでいいよ。
終わったら、また一緒に入ろうか。
今すぐベッドに行きたい」
熱く見詰めるその視線に、目眩がする。
赤面しながらコクリと頷くと耳元で
「ベッドまで運ぶ?」
とイタズラに尋ねられ、また頬が紅潮した。
「だ、大丈夫」
小さく笑って、じゃれ合うように寄り添いながら寝室に向かい、
大きなベッドにもつれ込んだ。
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