恋するキモチ 後編

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「じゃ、じゃあ、シャワー浴びてくるね。樹利はお風呂入ったんだよね?」 そう言って立ち上がろうとすると、また抱きすくめられた。 「うん、俺はもう風呂入ったけど、可愛はそのままでいいよ。 終わったら、また一緒に入ろうか。 今すぐベッドに行きたい」 熱く見詰めるその視線に、目眩がする。 赤面しながらコクリと頷くと耳元で 「ベッドまで運ぶ?」 とイタズラに尋ねられ、また頬が紅潮した。 「だ、大丈夫」 小さく笑って、じゃれ合うように寄り添いながら寝室に向かい、 大きなベッドにもつれ込んだ。
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