恋するキモチ 後編
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明かりのない部屋、月の光が、二人を照らす。 覆いかぶさる彼の髪から、シャンプーの香りがした。 「ね、樹利、やっぱり私もシャワー浴びてくる」 「いいよ、どうせまた汗をかくんだから」 そう言ってキスを落とす。 「だ、だって、そうやって接近するから、やっぱり気になる。汗流して来たい」 「可愛の汗、大歓迎。可愛フェチだから」 魅惑的に微笑んで、こちらを見る。
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