恋するキモチ 後編

18/28
前へ
/29ページ
次へ
明かりのない部屋、月の光が、二人を照らす。 覆いかぶさる彼の髪から、シャンプーの香りがした。 「ね、樹利、やっぱり私もシャワー浴びてくる」 「いいよ、どうせまた汗をかくんだから」 そう言ってキスを落とす。 「だ、だって、そうやって接近するから、やっぱり気になる。汗流して来たい」 「可愛の汗、大歓迎。可愛フェチだから」 魅惑的に微笑んで、こちらを見る。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2874人が本棚に入れています
本棚に追加