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「では、よろしく頼みますぞ、勇者様。」
立派な髭を生やした威厳のある人物が話しかけてきた。
「はい、ええと…国王様ですか?」
「いかにも。私がグランデリア国王のゼノ・グランデリアです。この国の王ではありますが勇者様にはお力をお貸しいただく立場なので畏まらずゼノとお呼び下さい。」
「私のこともシャインとお呼び下さい、勇者様。」
国王様、ゼノさんの言葉にシャインさんも頷く。
「ではよろしくお願いしますゼノさん、シャインさん。それから、勇者様というのはどうにもくすぐったいので僕のこともトオルと呼んでもらえると嬉しいです。僕の方も勝手がわからない世界?でお世話になる身ですから。」
「では改めてよろしく頼む、トオル君。」
「よろしくお願いします、トオルさん。」
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