華月大神の間にて

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創造主の愚行は収まりませんでした それからまた幾年がたち、千代が満足に言葉を話し、何もかもが理解出来るようになった頃 彼は双子の赤子を創り上げたのです “終わらせる”チカラを持ち、“やり直す”チカラを持つ 漆黒と純白の翼を持つ、成長する神でした 多大な犠牲のもとに、彼らは生まれてきました 兄をツヴィア、弟をディールと名づけた創造主は涙ながら喜んでいました はじめて弟を抱いた千代は、 優しく包み込み、それはもう嬉しそうに微笑んでおりました これで何事もなく、終わると思ったのです アヴァック、貴方が間違いを起こすまでは
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