貴族専門泥棒、レイ・オークル

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今居るのは屋敷の三階飛び降りるのは簡単だが庭にも屋敷の騎士たちが、正面の廊下には騎士3人とメイド1人、後ろの廊下にはメイド2人と美女1人、…ん?美女ってなんだ? 確認のために後ろを振り向くと確かに美女が 絹のような黒髪を腰まで伸ばし凛とした顔小顔に整った各パーツボンキュッボンのスタイル 「どストラーーーーイク!!」 美女「ビク!?なっなんだ?貴様ふざけているのか!!」 「あー、気にするな。」 だって仕方ないでしょ、俺だって年頃の男の子だもん まぁ、とりあえず煙り玉で逃げるか… 腰のポーチから卵の殻で作った自家製煙り玉を取りだし地面に叩き付ける 中に入ってあった小麦粉が廊下に 充満し視界を奪う 因みに俺は全員の位置と脱出経路は記憶済 「いざ!退却♪」 そのまま門を抜けて夜の街に溶け込む フハハハ!さすが俺! さて、仕事も済んだし帰るか。 貴族街から出て人気の無い夜道を歩きギルド宿舎に *ギルド宿舎…ギルドに所属しクエストで儲けて生活している人達のための共同住居、1つのギルド宿舎にだいたい10部屋ある。 扉を開けて中に入りベッドに倒れこむ 疲れたな…よし寝よう
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