第4話 パンドラの箱

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*** 木々を掻き分け、全速力で道なき道を駆け上がる。 速いじゃないか、地球の救急車。目的地までもうすぐだ。 《見えた…!》 ああ、不味いぞ。あの子、パンドラボックスのカギを持ってるじゃないか。 “箱を開けたい”という強い願いがなければ、カギは出現しないはずだが…あの子は願ってしまったらしい。 さらに不味いことに、カギは既に差し込まれてしまっている。 間に合うか!?
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