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荘介
『・・・信乃 早く明日になればいいのに』
浜路 あやねの二人が庭でお茶をしている
二階の部屋から眺める要と五狐たち
要
『うん 女の子同士というのは実に微笑ましい光景だね 二人とも可愛い』
五狐2
『ちかげ様がよくお許しぬなられましたな 観月の子供は他人の気にとても敏感なのだ 浜路どのが悪いとは申さぬがいきなり引き合わせて大丈夫か?』
要
『うーん あやねは普段はあまり僕らにも近寄ってはくれないしねぇ』
五狐1
『それは我ら五狐の影響がありすぎるからだ』
五狐2
『あやね殿がいる時は我らも姿を出さぬよう気をつけておる』
要
『まあ 大丈夫じゃないかなぁ
あのしーちゃんの側でも平気だったみたいだし』
五狐2
『・・・・む あの子供の気は凄まじい』
五狐 1
『あのような化け物を身のうちに飼っているせいか 近くに寄ると毛がザワザワする 』
五狐2
『村雨じゃからな』
五狐1
『この間も八房どのと 』
五狐 2
『あれはあやかしの敵じゃぞ まったく恐ろしい』
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