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ありふれた歌を唄おうか
貴方の耳に届くよう
柔らかな眠りを夢みようか
色彩が優雅に踊るよう
極色(ごくしき)が晴れやかに闇夜に朝を与えるように
私の心に貴方は太陽をもたらします
宵に輝く貴方だけれど
真昼の白さにもっと輝く
眠りに誘いましょう
シエスタは私たちの宝のありか
シエスタの中に宝石がある
色とりどりの夢をみよう
ありふれた歌が懐かしの音で
夢見がちなあの人が 手招いてあいさつする
色とりどりの衣纏い 青い瞳と笑みで言う
『心は心で夢をみる 貴方は瞳で明日を追う
たじろかないで 目を開けて
走らずともいい 歩けばいい
心の疲れに歌声を 生きる疲れにシエスタを』
流れ続けるこの日々に ほんの少しの休息置いて
貴方の時間は貴方のもの いつでも優しく迎えよう
たまにおいで、私のもとへ
夢のシャボンで包んでシエスタ
パステルカラーの夢をみよう
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