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それから俺たちは自分たちのことを教えあって、たわいのない話をした。 気がついたら雨も止んでいて、また青空と太陽が顔をのぞかせていた。 「あっ!」 月島さんがいきなり声を上げたので、僕は驚いて月島さんの視線の先をバッと見てしまった。 「うわぁ~///」 月島さんの視線の先にはとっても綺麗な 虹が出ていた。 すごく綺麗///俺虹なんて見たのいつぶりだろう? ふと月島さんの方を見ると、月島さんは虹をあの綺麗な笑顔で愛おしそうに見つめていた。 僕は気が付いたら、そんな月島さんに見とれてしまっていた…。
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