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僕が月島さんに見とれていると、たまたま僕の方を見た月島さんと目が合った。
「「あっ」」
二人とも目が合うなんて思っていなかったようで、思わず出た言葉かハモリ、お互い顔を見合わせて笑った。
「ハハッ、また日向君とこうやって話とかしたいなぁ」クスッ
あの綺麗な笑顔で僕にそう話しかけてくる。
「―――っ///ぼっ…僕も!…また、月島さんと話したいです!」
たぶん今僕は顔が真っ赤になっているんだろう。
自分でも顔が赤くなっていくのがわかる。
「うん!じゃあ、また雨の日に…ここで僕たちが出会った時間に集合…ね?」ニコッ
「はい!」ニコッ
この時、初めて僕は雨が降る日が楽しみになった。
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