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「「!!!」」
視線がぶつかった瞬間びっくりした。
ケイもびっくりした顔していたから、彼にも私がびっくりしたって気づかれてるだろうな。
「いーだっ!」
窓が閉まっているから聞こえるわけがないんだけど、私がそう言うと
ケイが【あっかんべぇ】って舌をだしてきた。
「あっ/////」
ケイの舌が見えた一瞬ドキッとしてあの時のケイのキスをなぜか思い出してしまって急いでカーテンを閉めて隠れた
どくんどくんと胸が高鳴って、その音が耳元で聞こえてるような気がして耳をふさいだ。
なんで思い出してドキドキしちゃってんの!あれは【事故】!!
あんな、あんな・・・キスは20歳超えた大人しかしちゃいけないのに!
「私の持ってる漫画には・・・あんなキス・・・ないもん」
ベッドに置いたままの漫画を本棚に戻して、制服から部屋着に着替えてベッドに寝転んだ。
そのあとご飯を食べてても、勉強をしても、何をしててもケイとあの彼女が気になって、ケイが私にした大人のキスの感触が急に頭から離れなくなって
全然眠ることができなかった。
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