出会いと別れ、そして始まりから約3か月後

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(マリー=ケイロン) 「マリエッタの馬鹿・・・ 少しも希望を持つなってこと!?」 マリーは家に着くと扉を乱暴に閉めた 家にはマリーの様子を心配そうに見ている エプロンを付けたシエルの姿があった (シエル=バレンタイン) 「マリー様、おかえりなさいませ 何かありましたか・・・?」 (マリー=ケイロン) 「シエル・・・次話しかけたらぶつわよ?」 マリーは布団の上に座り 枕元にあるカトリーヌ=ケイロンと自分とマーガレッタ=ソリンが 写っている写真を手に取った (マリー=ケイロン) 「姉様・・・どこにいるんですか・・・」 マリーは写真をそっと胸に抱き、 目を閉じて小さな声でつぶやいた (シエル=バレンタイン) 「あの・・・マリー様 お客様なのですが・・・」 (マリー=ケイロン) 「今は誰とも会いたくないわ。追い返しなさい!」 シエルはマリーの今の状況で声を掛けるのは得策ではないと思っていたが やはりマリーに怒鳴られるという形になってしまった そしてマリーがいる部屋にプリーストのシシル=アトレイドが入ってきた (シシル=アトレイド) 「お邪魔します お久しぶりですね。マリー=ケイロン様 リムル・・・いえ リムラエル=ケイロンの件で言っておきたいことがありましたので 突然の訪問をお許し下さい」 (マリー=ケイロン) 「あの小娘がどうしたっていうの? ついに自殺でも計ったかしら? それにね、私はまだケイロンの名を許してないわよ」 マリーは自分から姉を奪ったとも思えるリムラエルの名を聞き 不機嫌そうに毒づいた
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