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(シシル=アトレイド)
「まさか・・・カトリーヌ様の手紙のショックで・・・
そうだ、マリー=ケイロン様なら何とかしてくれるかも・・・」
シシルはリムルをベットに寝かせてマリー=ケイロンがいると思われる
プロンテラ城の書庫へ走っていった
シシルはプロンテラ城の書庫の前まで急いで行くと
扉の前で深呼吸してから扉を開けた
ガチャ・・・
(シシル=アトレイド)
「無礼を承知で来ました!
マリー=ケイロン様はいらっしゃいますか!?」
シシルはノックすら忘れて書庫の中を見回した
そうすると部屋の本棚の後ろからキツネの毛皮を首の回りに撒いた
プロフェッサーが本をもったまま現れた
(マリー=ケイロン)
「私だけど・・・あら・・・
貴女たしかマーガレッタ様の所の・・・」
マリー=ケイロンはゆっくりと椅子に座り
手にもっていた本を机においた
(シシル=アトレイド)
「あ、申し遅れました。プリーストのシシル=アトレイドといいます
お手数ですが、カトリーヌ=ケイロン様の家までご足労お願いできませんか?」
シシルは右手を自分の胸に当て必至にマリー=ケイロンに訴えかけた
(マリー=ケイロン)
「姉様の家へ・・・?
まさか・・・姉様が帰ってきたの!?」
シシルの言葉にマリーは座っていた椅子を倒して立ち上がった
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