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(シシル=アトレイド)
「いえ・・・カトリーヌ=ケイロン様が書いた手紙が出てきたのですが
それを読んだ後にリムちゃんが動かなくなってしまって・・・」
シシルはそのマリーの行動に驚いたが
自分がわかっている事を断片的に伝えた
(マリー=ケイロン)
「姉様の手紙かぁ・・・見に行ってみる価値はあるかも
あの小娘のことだから姉様がいなくなって不安定だったからじゃないの?」
マリーは本を机においたままシシルのほうへと歩いてきた
(シシル=アトレイド)
「マリー=ケイロン様、ありがとうございます」
2人ともカトリーヌの家まで急いでいった
そしてシシルとマリーは元カトリーヌの家の扉をあけると
リムラエルを寝かせているベットへとマリーを案内した
(シシル=アトレイド)
「リムちゃんはあそこです」
(マリー=ケイロン)
「へぇ・・・この子・・・
心を閉ざしてしまってるわね・・・
よっぽど強い刺激与えないと意識が戻らないわよ
まぁ・・・手紙はこれね」
マリーはリムラエルの状況を観察していると
ベットの側におちている手紙を拾い上げ
手に取って読んでいた
(シシル=アトレイド)
「強い刺激・・・キス・・・とかでもいけるかな?
いやいや・・・女同士では回数には・・・」
シシルは顔を赤くして頬に両手を当てて顔を左右に動かしていた
(マリー=ケイロン)
「ちょっと・・・姉様本気なの・・・?
こんな小娘にケイロン家の名を継がせるなんて・・・
ユミルのルーンだって私には書いてくれなかったのに・・・
それにどういう事・・・この内容を考えると
私は姉様の本当の妹じゃない・・・?」
マリーは肩を振るわせて手紙を何度も読み返していた
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