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(マリー=ケイロン)
「この小娘にケイロンの名を継がせないわ
そのまま心を閉ざして生きると良いわ」
マリーは手紙をもったままいらだちを隠すことなく家から出て行った
(シシル=アトレイド)
「意識戻るまで私がお世話するしかないわよね・・・?
大聖堂には後で連絡にいくとしましょうか」
シシルはマリーの行動に不思議そうな顔をしていたが
今自分ができることを考え、大聖堂へと向かった
同じくらいの時間のイズルード
(マシロ=ヴィントブルーム)
「ん~~~~やっと着きましたわね
アインブロッグと違って空気が澄んでておいしいですわ♪」
赤い髪のガンスリンガーが飛行船から降り立っていた
(飛行船の従業員)
「あんた、たしかマシロ=ヴィントブルームじゃなかったっけ・・・?
アインブロッグまで戻るかい?」
マシロは少し考えていたが
(マシロ=ヴィントブルーム)
「人違いじゃないですか?
私はマシロ=ヴィントブルームじゃありませんよ?
マシロ=ルナティスっていいます」
マシロは手に持ったハンドガンを指でクルクルと回して飛行船から下りていった
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