第3話

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私なんかの為に歓迎会なんて… 何だか悪いな… 「着いたよ」 「ここ上手いんだよな」 「そうだね あ~早く食べたい!」 「そんなに美味しいんですか?」 「うんっ!」 「特にしゃぶしゃぶが最高だよな」 「それより瑞唏たちには場所伝えたのか?」 「電話してた時言うの忘れてたから後でメールしといたよ」 「陽那谷にはいつもの店だって伝えたら『…分かった』って言ってたから平気だと思う」 「そんなに来ているんですか?」 「そうだな… 週2日はここで食べてるかもしれないな」 「僕は月2回かな」 「俺は週6」 「りゅうりゅう そんなに暇なの?」 「失礼だな…」 「だって週6って… 暇人にしか見えないんだけど、 ねぇ?愛美ちゃん」 「ぇ!……えと…」 「おい瀬汰 あんまり姫河さんを困らせるなよ」 「困ってる愛美ちゃんも可愛い~!」 「人の話を聞け!!」 「何やってるの…」 「ふわぁ~ …お腹空いた」 「あ、瑞くん~!ひーちゃん~!!」 「遅かったな」 「…迷ってた」 「お前の家 ここからそんなに遠くないだろ?」 「…道が複雑」 「迷うほどじゃ無かったよね?」 「………帰る」 「あぁ!帰らないで!! 言い過ぎちゃってごめん! だから許してお願いっ!!」 「……」 「ひーちゃん?」 「zzz……」 「ちょっ!寝ないで~!!」
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