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私なんかの為に歓迎会なんて…
何だか悪いな…
「着いたよ」
「ここ上手いんだよな」
「そうだね
あ~早く食べたい!」
「そんなに美味しいんですか?」
「うんっ!」
「特にしゃぶしゃぶが最高だよな」
「それより瑞唏たちには場所伝えたのか?」
「電話してた時言うの忘れてたから後でメールしといたよ」
「陽那谷にはいつもの店だって伝えたら『…分かった』って言ってたから平気だと思う」
「そんなに来ているんですか?」
「そうだな…
週2日はここで食べてるかもしれないな」
「僕は月2回かな」
「俺は週6」
「りゅうりゅう
そんなに暇なの?」
「失礼だな…」
「だって週6って…
暇人にしか見えないんだけど、
ねぇ?愛美ちゃん」
「ぇ!……えと…」
「おい瀬汰
あんまり姫河さんを困らせるなよ」
「困ってる愛美ちゃんも可愛い~!」
「人の話を聞け!!」
「何やってるの…」
「ふわぁ~
…お腹空いた」
「あ、瑞くん~!ひーちゃん~!!」
「遅かったな」
「…迷ってた」
「お前の家
ここからそんなに遠くないだろ?」
「…道が複雑」
「迷うほどじゃ無かったよね?」
「………帰る」
「あぁ!帰らないで!!
言い過ぎちゃってごめん!
だから許してお願いっ!!」
「……」
「ひーちゃん?」
「zzz……」
「ちょっ!寝ないで~!!」
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