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小人たちは白雪姫を棺に寝かせても
土に埋めることはできません
「しっしらゆきひめぇ…」
小人たちは来る日も来るは日も泣いてばかりでした
そんなある日のことです
隣の国の王子が泣いている小人たちをみてこういいました
「なぜ泣いているのですか?」
「う…僕たちのしらゆきひめが死んじゃったんですぅ…」
「べっ別にしっ白雪姫を好きだったわけじゃねーが」
「美しい姫だ…とても死んでいるとは思えない、どうかこの棺を私に譲っていただけませんか?」
「え?」
「この私が必ず姫をよみがえらせてみせます」
「姫…どうか私の口付けで、目を覚まして…」
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