今日もウェルテルは悩んでいる

第1話

ああ、この文章を見ただけでも、厨二病臭くて辟易してきた。けれどこんなところくらいでしか言えないよ、こんな事。

家族は、僕が小学五年の時に父親(物凄い駄目人間だった。その血が僕にも流れている事を考えるとまた辟易してくる)が死んで(ちなみに事故だった。悲しくはない。普段から仕事で会わなかったし)母子家庭になって(まあ僕には姉が一人いるから、そんなに家事が出来る訳ではない。母親も仕事づくめではないのだし)父親が設定していたルールを姉が、自分がくらったのだからくらえと言ってきた。僕は自慢みたいになるが、小学生の時には大体テストが百点で誉められないのが当たり前だったからか、やる気の出し方が今ですらも判らない。
そんでもって頑張って良い成績を取ったところで、「やれば出来るのだから毎回やれ」というだけ。で、テストで十位以内ではなかったら、漫画禁止ゲーム禁止アニメ禁止パソコンも確か禁止。凡愚というかDQNが多かった(気のする)中学校でストレスも溜まっていた筈なのに家でもそれで、僕もきっと大変だったのだろうなあ。当時の心境なんてさっぱり判らないけれどもね。