第1話

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そして僕は、図書室が凄いという事から、姉と同じ高校に一種特待を目指して頑張った。私立だから一種特待じゃないと金がかかるという事で。 二種だった。僕は当時「母さんに殺される!」と泣いた。何て子供だ。でも真実だ。あの頃は髪の毛が平安時代の女性達みたいにとても長くて、一度は美術部のDQNな同級生(僕は美術部の部長にされていた。部活は校則によって無理矢理どこかには入るハメになっていた。まあDQNが部長になって部長命令だだのと言われなかったのは良かった話だが)に髪ゴムを奪われて、取り返そうとしたら(縛らないと駄目って校則だったからね)美術部のその年の顧問でこれまたDQNな(特殊学級への甘やかしが凄くて酷かった。他の部で問題やらかしたから行くところないとかいう奴も平然と美術部に入れちゃったし。勿論活動なんてしないしウザかった)そんな先生が勝手においかけっこだと思い込んで僕まで説教された。酷い。冤罪だ。特殊学級でもDQNな奴が(まともな奴も一人はいたのになあ特殊学級も。なのに他の奴らとか先生とかのせいで嫌な印象がぬぐえないや)教室の中で鬼ごっこしていて窓を蹴って割った時には、すんげえあり得ない言い訳信じたらしいのに。なのに僕は特殊学級じゃないから冤罪をかけられた。 だから、僕は友達を作る事が苦手になったっていうか、人見知りになった(か悪化したかした)んじゃないかなあ。
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