第二話 勇者?魔王?ふざけるな

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雪「・・・・・」ポンポン 私の頭を抱きしめてる龍雅君の腕を軽く叩きもう大丈夫だと伝える 龍「本当に大丈夫か?」 雪「・・・」コクッ 私が頷くと、手を離してくれる龍雅君 顔が真っ赤だ 雪「・・・?」 龍「いやな、お前が泣いてたから思わずああやったが思い出してみると恥ずかしくてな////」 まぁ、確かに泣いている子を抱きしめるとか何処のラブコメ漫画?って思うくらいキザな事だけど 雪「・・・・・」ニコッ おかげで落ち着けたしいいんじゃないかな? 龍「あ~ハズっ////もうやらん!」 雪「・・・クスクス」 騎「え~////」 「「・・・・・」」 そういえばまだ騎士さん居たっけ ずっと見てただろう騎士の人、顔が真っ赤だ 純粋さん? 龍「恥ずかしすぎる////」 まぁ多分カップルでも恥ずかしいと思うよ?あの光景をずっと見られてるのは ガチャッ 騎「持ってきました」 龍「そこに置け」キリッ 雪「ブフッ」 あまりの変わり身の速さに思わず吹き出しちゃった あらあら、今のでまた顔が真っ赤になっちゃった 騎「???」 装備を持ってきた騎士の人は状況がわかってない それ以外の騎士の人は必死に笑いこらえてるけど あ、勇者(笑)は状況が理解できないで固まってるって違うな アレは魔法?何か見えない膜が勇者(笑)を包んで動きを止めてる 膜の出処は・・・まさかの王様
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