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騎「ここを抜ければ城下町だ」
騎士の人の案内で城門と思わしき所に着いた
やっぱり門は大きいんだね
私は自分の何倍もの高さのある門を見上げる
雪「・・・・・コキッっ!?」
いった、あまりの高さに首がコキっていった
龍「お前・・・何やってんだ?」
私が痛みに震えていると龍雅君がリュックとローブを持って歩いてきた
雪「・・・?」
なんでローブ?リュックは荷物を入れる為に要るとしても、ローブは暑いんじゃないかなぁ?
龍「ほら、俺達は異世界から来てるんだ、服装とかで注目集めんのはダリィだろ?」
ローブを差し出しながら説明してくれた
なるほど、確かにここに来るまで見た人達みんな何か中世っぽい服だったもんね
納得し受け取ったローブを付ける
龍「似合う似合う」
雪「・・・・・」
ローブに似合うの何も無いと思うんだけど・・・・ま、いっか
騎「・・・・・出発しようとしてるとこ悪いんだが・・・君達、騎士団に入る気はないか?」
準備万端さぁ行こうって時に騎士の人が声をかけてきた
騎士団に?
騎「今回の件、王だけの判断ではないんだ。それゆえ私達にも責任がある
騎士団に入れば衣食住は保証しよう、君達の腕ならやっていけるだろうし・・・どうかな?」
へぇ、責任感の強い人だなぁ
でも
龍「ありがたいもうしでだけどやめとくよ、こうなったら覚悟は決めてるし自分のことは基本自分でしたいしな」
雪「・・・・・」コクッ
騎「そうか・・・・・わかった、私も無理にとは言わん。でも何か困った事があったら相談してくれ、私は基本門を左に行った騎士団の詰所に居る。用がある時は来るといい」
少し残念そうな顔をしながらも、騎士の人は相談に乗ってくれるとまで言ってくれた
この人はいい人なんだなぁ・・・なんであの女騎士は私を睨んでたんだろ?
龍「ああ、ありがとう・・・早速で悪いんだが相談がある」
騎「む?なんだね?」
龍「ギルドってどこにある?」
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