party time

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「じゃあな。また来るよ。」 藤井さんが席を立ったので、 一緒に立つ。 「とっても美味しかったです。」 田坂さん。 またいつか会いましょう。 …会えるのか? 分からないけれど。 「帰るぞ。」 「あっはい。藤井さん。ご馳走様でした。 スッゴく美味しかったです。」 やっとこ扱い方が分かった車に乗る。 窓から見える夜の街がキレイだ。 昼間とは違う。 こんなとこ夜に来る事ないもんな。 夢中になってあちこち見ていた。 「夜景。見たいか?」 「へ?」 「夜景。見に行くか?」 「ああ。もう遅いからいいです。 藤井さんもお疲れでしょうし。」 運転もしてもらってるし。 「オレは別にいいけど、お前が遅いのはマズいか。 また今度にしよう。」 「あー。はい?」 今度? 今度また出かけるのか? 今のはそう言う事? 次は夜景を見に連れて行ってくれるって事? でも、藤井が? でも、藤井だからねー。
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