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「何だよ。最近バイトの休み変えた?」
「ああ。変えた。」
「何でまた土日両方働く様にしたんだよ・・・。」
「別にいいだろ。」
柊は何かと世話を焼いてきて。
自分はさっさと結婚したからか?
隣に住んでるからって来すぎだろ。
「花鈴は?」
「家にいる。これ持ってきただけだから。」
「さんきゅ。」
酒は大歓迎だ。
これから飲むかな。
「何でわざわざ、週末働くんだよ。
彼女は社会人だろ?」
「誰だよ社会人って。
いつの話だ?」
「うっわ。もう別れた?」
「うるせー。話はそれだけか?
じゃあな。」
玄関を閉めて。
柊には言われたくない。
自分はさっさと見つけたからって。
永遠に一緒にいられるからって。
それに、自分でも分からない。
どうして変えたのか。
なんで、あいつと同じにしたのか・・・・。
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