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《??》「.....なさい!起きなさい!んも~!!とっとと起きろ~~~っ!!」
『ドスッ!!』
《あきら》「うわぁぁぁ~!?」
俺は脇腹の辺りに激痛を感じ、飛び起きてしまった。
そこは見慣れた風景、そう、ここは俺の部屋なのである。
《あきら》「あーもう、千夏っ、朝から叩き起こす事無いだろ!!俺はサンドバッグじゃないんだぞ全く...。」
《千夏》「何度も起こしても起きないお兄ちゃんが悪いんでしょ!!せっかく起こしてあげたのに、【ありがとう】の一言も無いわけ!?学校遅刻しても知らないわよ!!」
《あきら》「あ、ありがとう...まぁ、次はもう少し優しく起こしてもらえると助かる...かな。」
確かに、俺の為に起こしに来てくれた妹にこれ以上の不満は言えなかった。
この子の名前は【春日 千夏】、現在中学2年生である俺の妹だ。少し強気な性格はなんとかして欲しいが、けっこうしっかりしていて、以外と頼りになる妹だ。
そして、俺の名前は【春日 あきら】、現在高校1年生で、どこにでもいそうな極々普通の高校生だ。
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