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《皆様へ》
ここまで読んでいただきありがとうございます。
短歌の連作は初めての経験で、一編のストーリーとして纏められたかどうかは心許ない限りです。
この作品は私自身の出来事をベースにしております。
親として、一番辛いのは我が子の病ではないでしょうか?
代わってやりたくとも、何も出来ない辛さ。
親より先に逝ってしまう子をみとるしかない日々。
当時、たくさん目にした現実です。
それでも精一杯、我が子を愛する親達。
私は親になって初めて、愛する喜びを実感したように思います。
子育ては親育てでもあります。
様々な状況の違いはありますが、誰かのために精一杯頑張ること、誰かを愛して尽くすこと、それがまた愛されることへと巡り還るような気がします。
最後に、このイベントを開催してくださった佐多 亨様、拙作を読んでくださった皆様、日ごろお世話になっているエプのお友達、すべての方々に深く感謝いたします。
ありがとうございました。
(2013.8.31)
“ここにいる
あなたと私繋がって
広がる言の葉
枯れることない”
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