溺死する不道徳

創作系廃棄場

(ドッペルゲンガー*補足)

ドッペルゲンガー、諸説ありますが、取り敢えずこの設定に於ける設定を置いておきます、軽く聞き流して下さいな
ドッペルゲンガーとは、自分にそっくりな姿形をした、遇うと死んでしまう、という、アレです。

このシナリオの場合、ドッペルゲンガーは強い「呪い」です
おまじない、でものろい、でも好きな方でお読みください
初恋の相手(ドッペルゲンガーの本体)が好きだった少女が彼に振られてしまい、彼女はその時の強い悲しみから無意識にドッペルゲンガーを作り出しました。ここまでが誕生のいきさつです

ドッペルゲンガーは意思を持たない「現象」に過ぎませんが、本編のドッペルゲンガーは意思を持ってしまったのです、「消えたくない」、と。
逃げ出し、様々な手を使ってシナリオ本編の時間軸までどうにか存在していた訳です。

ドッペルゲンガーには食事も睡眠も必要ありませんが、摂取する事は可能です。
本体と出逢って相討ち、又は本体が死亡する以外の事では消滅しません。只し、痛覚はあるし、深く傷つけられれば回復に多くの時間が掛かります。
致命傷レベルのダメージを受けると、ぼんやりとした影のような状態にまで姿が綻び、回復には一ヶ月程時間が掛かります。
ドッペルゲンガーに成長という概念は無く、基本的には発現したその時点の、オリジナルの容姿のままです。

基本的に容姿はオリジナルと瓜二つですが、ドッペルゲンガーの肌は浅黒く、また、瞳が琥珀色なのが特徴です。