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いやなれねえよ!
あまりに非現実的な事が多すぎる!
だけど急いであいつらを探さねえと……。
だけどこんなの見て冷静になれる人間なんていねえだろ!
「な……なあこれどうやって乗るんだ?」
俺は覚悟を決めて言葉を出す。
いや決めてないが、やるしかない。
「ん?ああ馬にのる感じで……」
そう言い放つピッツは早くしろと言わんばかりの表情を見せていた。
いや乗ったことない……。
てか絶対違うだろ!まあいいや適当に。
俺は馬鹿でかいドラゴンの[ジーク]に乗り始めた。
ジークはでかすぎて、ハシゴがかかっている。
それを登ることで初めて乗ることが出来た。
「よーししっかり捕まってろよ!」
ピッツが俺に向かって声をあらげる。
俺はジークの毛をしっかりと握った。
「行けジーク!いつもの村だ!」
そうピッツが叫ぶと、返事をしてるのかジークは雄叫びをあげた。
【ブワァァアアアアアアアア!!】
ジークが思いっきり地面を蹴り空高く飛び上がり再び雄叫びをあげる。
【ブワァァアアアアアアアア!!】
「ま……待て!!」
「ウハハハ!行けージーク!!」
次にジークは物凄いスピードで進み出した!
ジークの体は風を切る。
は……はええ!!俺は言葉が出ないが顔は死にそうだ!
「ウハハ!どうだお前!俺のジークは普通の飛行龍より何倍も早いんだ!さらに!
こいつの皮膚はそこら辺の鉄,いやダイヤモンドよか何十倍と頑丈だ!
もし攻撃されたとしても全く効かねえ!
安心しろ!」
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