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すると突然更に後ろのほうからまた叫び声がきこえる。
「うわああぁぁあ」
どうやら三人の男のもう1人がピッツに足を切られたみたいだ。
その瞬間俺の目の前の相手が声に反応して振り向く。
今だ!いましかない!
「うおりゃあ!」
俺はサーベルの峰を男のコメカミにクリティカルヒットさせた。
男はかなり効いたのか気を失ってその場に倒れこんだ。
俺も安堵からか膝から崩れ落ちる。
「ふー……ってなんなんだよこれは!」
俺は深呼吸をした後にピッツに対して怒鳴った。
それを聞いてピッツはマントにサーベルをしまい込み俺に近づいてくる。
「知るか!いや……こいつらの正体はだいたい検討はつくが……。なんで襲って来たのかはわからねえ。だがレストランに入る前から俺達をねらってたみたいだな」
そういいピッツは一番最初に倒れた男に近づいていく。
は?レストランに入る前から?
なんでピッツはそれに気づいてしかも襲ってくる事まで分かったんだ?
ピッツに目をやると、一番最初に倒れた男の前に座り込んでなにやら言葉を発していた。
「おまえら、ビリーんとこの連中だな?……なんで突然襲って来た?」
ピッツは男に意識があるのを確認して、質問する。
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