恋するキモチ 前編

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「男はみんなそれが好きなのは分かるけどね、勘弁してって時も多いよね。 その時は正樹に対する不満も募ってたから、ついに怒り爆発して大喧嘩。 で、そのまま連絡を取らずに3日目なのよ」 そう言って菜穂は鼻息を荒く、腕を組んだ。 「うん、菜穂の気持ち分かるよ。少し気持ちを分かってもらった方がいいと思う」 小さく頷きながらそう言うと、菜穂は興味深そうに身を乗り出した。
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