恋するキモチ 前編

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「でも、結局戻っちゃってね。それが終わったら一人でゲームとか始めるんだよ?興醒めじゃない?」 「それは嫌だね」 と顔をしかめた。 思えば、前の彼氏がまさにそんな感じだった……。 部屋に入るなりに求められて、終わったら、どこ吹く風。 それでも会えばしたがっていて。 行為もかなり一方的だった。 過去を思い返していると、菜穂はまた大きく息をついた。
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