ある兄妹の話し

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「だから無視すなぁー! いつもの場所で待ってるからね~!遅れないでよぉ!」 それだけ言うと宇宙女は、ダッシュで校庭を横切り門の方へいってしまった。 …はて?いつもの場所とはどこの事だろう?と、シラを切るとマジギレされるのでしませんよ? 「はぁ~……」 思わすため息が漏れる。 現在時刻、え~正確には知らんけど夕方です。 …まぁ真夜中に、とある所でとある事をするみたいですよ? 俺も一緒にね! …行きたくねぇなぁ。 でも、カスミを1人にさせるわけにはいかないしなぁ… 「はぁ~……」 またもため息が漏れる。 妹のワガママに振り回される俺の気持ち、誰かわかる? …平和な日常とはどこにあるのだろう?
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