喋る猫にはご注意を

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今俺は大通りを歩いている。 人が多い。 鬱陶しいな… 俺は路地に入り、近道である方に足を向ける。 脇には段ボールやら何やら置かれていて歩きにくい。 それを横目に見て、通りすぎようとしたとき、 ニャー… ん? 足を止め、鳴き声がしたほうをみると、段ボールと段ボールの隙間に子猫がいた。 よし、無視しよう。 そう思い、足をあげたら、 ニャー ニャー ニャー ニャー… 助けを求めるかのように鳴いてきた。 しかも目をうるうるさせながら 柚「あぁ、もう、可愛いな!」 撫でたい衝動に刈られ、子猫に近づく。 もふもふ ………やっべー…超もふもふしてる……… 柚「家で飼おうかな…」 だが、これからバイトだ… 終わるまで誰かに預かってもらうか こっからだと…あぁ、あいつの家が一番近いか 俺は子猫を抱き上げ、暇してるであろうあいつの家へと向かった。
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