プロローグ 少年の旅立ち

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栄太郎のなまどら焼きを食べながら勇は聞いた リンカー「あぁ・・ここ?次元の間」 勇「何それ?」 リンカー「異世界と異世界の間の事」 同じくなまどら焼きを食べながら答えるリンカー 勇「ふ~ん・・そう言えば俺何でここにいんの?」 今更!? リンカー「あ、忘れてた」 おい!? リンカー「実は、ある世界を救って欲しいんだよ」 ・・・・はい? 勇「・・・・どゆ事?」 リンカー「そのままの意味、実は・・」 話を聞くと守って欲しい世界にはファントムがいるとの事である リンカー「唐突ですがアームを知ってます?」 リンカーが突然そんな事を聞いて来た 勇「知ってるよ?俺も持っているし」 アームとは魔力を持ったアクセサリーで武器になったり火を操ったり様々な事が出来るアイテムである リンカー「実はアームも出回っていて危ないんですよ」 勇「なるほど・・でも何で俺なの?」 リンカー「アームの知識が晴人さん以上である事とあなたが"奇跡の魔術師"だからです」 勇「ふ~ん・・別にいいけど晴人さん達にはどういうの?」 リンカー「後で私が説明します。それと七色ヶ丘に行ってしまったあの人にも」 勇「そう言う事なら」 リンカー「有難う御座います、生活費等はこちらが出しますので心配しないでください」 勇「いいの?悪いね、なんか」 リンカー「いえいえ、これぐらい訳ありません」 そう言いながら扉を作った リンカー「ここからその世界に行けますので」 勇「判りました。じゃあ行って来ます」 リンカー「行ってらっしゃい」 そして勇は扉をくぐるのだった
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