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戻ってきた牧田の嬉しそうな顔がまだ何も言わないうちから語ってた。
彼女と連絡取れて、これから会うんだなって。
まあ、今日は俺達も一緒だけどな。
このゲーセンは俺らの学校から近い場所で、牧田の彼女の職場からはちょっと距離があるから、まだ仕事の終わりの時間前だけど移動する事になった。
「あ、そうだ、言っておくけど、明美は俺のだからな、好きになったりするなよ」
移動中の牧田の言葉に、こいつ本当に彼女に惚れてるんだって、分かった。
その気になれば、女性なんて選り取り見取りな牧田がここまで惚れる彼女。
どんな子だろうって、想像が膨らむ。
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