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「ふぅんここが充の家?悪くないじゃない。」
「それはどうも・・・って呼び捨てかよ!そして走るな!おい!待て!」
「お邪魔します。」
靴を脱ぎ散らかしていったミオとは反対にキチンとミオの分まで靴を揃えるナオ。
何で双子なのにこうも正反対なのか不思議でたまらない。
「進藤さんお若いのに立派な一戸建てに住んでいらっしゃるのですね。」
ナオがニコッと笑う。
・・・やっぱ母親似だな。
「まあ危険な仕事してるから、給料は結構いいんだよな。・・・ミオ!こっち戻ってこい!」
駆け抜けていったミオを呼び戻す。
すると生意気な声が返ってきた。
「なによ!私に命令するなんて百年早いわ!」
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