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俺は若干怪しみながら扉に近づきドアを開ける。
そこには・・・
誰もいなかった。
「なんだ俺の気のせいか。やっぱ疲れてんのかな。」
「そうね。そんなに大きな独り言疲れてるとしか思えないわ。ねぇナオ?」
「!?」
突然後ろから声がかけられる。
驚いて振り向くと色違いのパーカーを着て、もさぎさんがぶら下がったリュックを背負っている中学生くらいの女の子と男の子が立っていた。
い、いつのまに!?
全く気配を感じなかったぞ!?
「こら、ミオ失礼ですよ。・・・すいません生意気で。」
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