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「無理に音楽をやる必要はないんだよ。ってこと。やりたい事を我慢したり、練習したくないときに無理やり練習しなくていい。そんなの楽しめないでしょう?自分の人生は自分で決めなさい。」
それを聴いた瞬間、ミオとナオの目からは大粒の涙がこぼれだした。
「母さん・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい!・・・僕は・・・うぅ・・・」
「わ・・・たしも・・・・うぁぁぁぁぁん!」
大人ぶってた2人が、大声で泣き叫ぶ姿を見て少し微笑んでしまう。
俺、最低かな?
でもこれでいいと思うんだ。
「僕・・・皆と一緒に遊んでみたかった・・・指の事なんか・・・気にしないで・・・だから・・・。」
「うんうん。遊べばいいよ。自分が一緒にいて、素直に楽しめる友達いっぱい作ってね。」
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