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「いいよ。2人がそうしたいなら。その代わり我慢はしないこと。言いたい事は言う事。・・・・・進藤迷惑かけたね。ありがとう。」
課長とミオとナオが一斉に俺の方を向く。
おおおおおなんか緊張する・・・
「いえ、いつも迷惑かけてるのは俺の方なんで・・・お礼の気持ちだと思っておいてください。」
「おっ!嬉しいこと言ってくれるねぇ!じゃ、帰ろう。」
ミオとナオが課長に連れられて行く。
二人ともありがとうぐらい言えよな、と思いつつ見送っているとミオが課長に何かをささやいてからこちらに駆け寄ってきた。
「充!!!!」
「どうした?忘れ物か?」
「あの、その・・・」
「?」
もじもじしているミオ。
その顔は夕日の光でほのかに赤い。
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