0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
3月26日
今日僕は、病院で家族に囲まれながら人生の最後をとった……
「3月26日10時17分お亡くなりになりました…」
目が覚めると雲の上みたいなとこに居て、何と無く死んだんだなということがわかった
でもなぜか、病院に居た時より体が軽くなってる
恐る恐る立ち上がり、それでもまだ余裕がある体は走り出して居た
漣「走れたッ!やっと、やっと走れた!」
しばらく走って遊んでると、不意に誰かがきた
その人は金髪碧眼で、20代前半ぐらいの顔立ちで、かなりのイケメンが居た
極め付けに、背中に羽があった
漣「えっと、あの…」
僕がしどろもどろ、してるとそのイケメンが
神「どうしてここにいるのだ?」
漣「えと、目が覚めたらここに居て…よくわからないです…」
イケメンは少し考えるそぶりをしてから
神「ええっと、多分お前は死んだんだよじゃないとここに、人間は来れんからな」
言いづらそうに言ったイケメンに対して僕は
漣「知ってますよ、だってこんなに走れるんだから…」
神「走れる?」
漣「僕はずっと、闘病生活でしたから」
神「あぁ、なるほどね」
それから、お互い自己紹介もせずに話し込んで居たら不意に
ミカ「神様ーーー!やっと見つけましたよーーーー!!」
と、遠くから声がした
最初のコメントを投稿しよう!